2005年09月06日
コンテンツビジネスの価値 −『夢』の価値
九州は、もうすぐ台風が上陸しそうです。
アメリカの『カトリーヌ』のような被害にならなければと祈ります。
今日は、コンテンツビジネスの評価について書いてみたいと思います。
なぜ、いきなり『コンテンツビジネス』なのか?
実は、開業しようとして分かったことですが、やはり、今の時代、IT関係での起業というものが、非常に多いということに気がつきました。
『何を今さら』と思われる方も多いかとは居られるかとは思います。
実は、私も、頭では、そういったことは、世の中のトレンドとして掴んでいるつもりでしたが、実際に、色々な人たちに会うと、コレが本当に実感できました。
ただ、このコンテンツビジネスというのは、非常に『価値』というものが分かり辛いという欠点があります。
そのため、実際倒産してしまった会社とうのも、かなりあるようです。
では、その価値をどのように、評価するのか?
その掛かったコスト、すなわち支払分を全て資産計上していいのか?
税務上は、この処理が、もっとも、文句を言われない処理でしょう。
しかし、会計は違います。
ソフトウェアの価値というのは、物としての実態はなく、無形の資産とされています。要するに、物としての実態があるものであれば、極端な話、スクラップバリューでも、買ってくれる人が現れるでしょうが、無形ソフトウェアは、実態がなく(ソースを実態というかは別ですが、)売れて何ぼの世界です。
そのため、ソフトウェア会計基準では、原則費用処理。
例外として、『収益獲得または費用削減効果が明確に認められる場合』に資産計上を認められています。
ここで、上記の文言これは、すなわちキャッシュフローの視点から見た価値です。
実際の会社経営の場合も、キャッシュフローを中心で考える中小企業の場合、そちらの方が、キャッシュの実態に合っていることでしょう。
しかし、なかなかそれが、そうできない。
やはり、税務処理に引きづられて、結局、無形のソフトウェアが、資産の大部分を占めてしまい、いかにも資産があるかの様に、錯覚してしまうようです。
では、単純に、費用処理がいいのか?
私は、経営者は経営状態を知るためには、会計基準の保守的な会計処理を採用して、ソフトウェアの価値は、別個のプロジェクトファイナンス方式で把握するのがいいのではないかと、考えます。
『プロジェクトファイナンス』
すなわち、あるソフトの開発を一つのプロジェクトとして、管理会計的な視点で会計を行う。また、その際にリスク程度を踏まえた、価値評価も行う。
この価値評価のスタンスは、基本的に一つのシナリオだけではなく、少なくとも、3つ程度のシナリオと、その到達可能性、すなわちブレの程度を予測して行うべきだとおもいます。
おそらく、ソフトウェアを作れるぐらいの方でしたら、管理会計的な視点を学べば、そのシュミレーションは、そんなに困難ではないと思います。
そして、それらの方法を利用して算定したプロジェクト価値をB/Sの資産サイドに足して見る。これが時点での企業価値(もちろん時価評価された負債は差し引きます)となるのでしょう。
私自信も、今でも、GAMEをしますが、やはりソフトウェア、コンテンツビジネスの価値は、『夢』の価値でもあると考えます。
その評価を会計的価値で評価するのは、なかなか難しいですね。
(*^_^*)
投稿者 kuni01 : 2005年09月06日 01:42
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