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2005年09月09日

M&A to 理念 to 戦略

本日の、日経新聞の社説に次のようなものが出ていました。

http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20050907MS3M0700507092005.html

普通、社説というと、その日掲載の記事に対するものが主だと思っていましたが、きょうの社説は、あまり、本日掲載の記事とは、無関係のものでしたが、私は、「良くまとめているな」と感じました。

M&Aは、ブームでしょうか?

答えは「Yes」かもしれません。

ただ、M&Aは企業戦略として、正しい選択なのでしょうか?

答えは「Yes」でもあるし、「No」でもありますし、やってみないとわからない分があります。

ここで、わたしは、「やってみないとわからない」という表現を使いましたが、それは許されることでしょうか?

答えは「No」だと思います。

上場企業は、株主がいます。

企業は、株主に対して「善管義務」を負っています。

とういうことは、その分からないままのM&Aは、ある意味「バクチ」となってしまい、義務を果たすことができません。

これは、非公開企業の場合でも、その社会性において、やはり、「No]でしょう。

社説の中に、次の一説があります。

「しかしブームにあおられ、投資銀行などに薦められるまま会社や事業をかっても失敗する可能性が高い。経営改革の一環と位置づけて独自の理念や戦略、ノウハウを持つべきだ。」

つい先日みた統計では、M&Aの失敗要因は、「高く買いすぎた」というものが、トップだったと思います。

もう一つ、高確率だったのが、「社内の融合(シナジー)が出なかった」というものがあげられていました。

社説にも、

「新しい経営方針や人事制度を速やかに浸透させ、組織の混乱を最小限に抑えなければ、優秀な人材を失いかねない。」

と社内融合、すなわち組織の統合に対するリスクに警鐘をならしています。

私が思うに、2つの会社が一つになるためには、相当な計画とその実行力が必要です。

livedoorのようなM&Aのプロの会社ならいざ知らず、最近では、創業以来、M&Aを経験したことの無い様な会社でも、平気でM&Aを行おうとします。

「幼稚園生が大学に入る」といった例えが使われますが、既存の経営とM&Aによる融合は、それぐらい、ギャップがあると考えるべきだと、私は思います。

ちなみに、「高すぎた」というのは、「素顔も知らないまま、結婚した」ですかね。

(*^_^*)

投稿者 kuni01 : 2005年09月09日 01:35

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