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2005年08月10日
債権のトリタテ(2)
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(前回の続きから)
1ヶ月に数百件から数千件の取引を行う企業にとって、一ヵ月分の売上げをまとめて現金清算する『掛け(=ツケ)』を利用するということは、必要かつ欠かせないものでした。ただし、『掛け』もゲンキンとして回収できなければ、絵に描いたぼたもちにすぎませんので、きちんとトリタテをしなければなりません。
どのようにトラブルなくトリタテを行うかが、今回のテーマです。
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◆ 売上計上の流れ
例えば、ヤマハ。楽器事業だけで3,000億円近くの売上げがあります。楽器の相場がどの程度かわかりませんが、1つ百万円としても30万件程度のデータを処理してようやく売上げに結びつくわけです。
また、これらのデータはコンピュータ上の登録処理をやればいいというものではありません。売上げは1件1件、注文書を作成し、製品をキズが付かないようにきっちりとお客さんのところに届け、請求書を出し、お金を回収して初めて完結します。途中の一つのプロセスでも怠るとゲンキン収入には結びつかず、今までの努力が水の泡ということにもなりかねません。
そのため、多くの会社では、これらのプロセスを営業担当者が間違いなく行えるように、営業のプロセスをいくつかに分けてルール化しています。
そのプロセスとは、業種にもよりますが概ね、次のようになると思います。
�受注⇒�出荷⇒�請求⇒�回収
そこで、この流れに沿って、『掛け』の回収のためにどうすればよいのかについてみていきたいと思います。
◆ 受注段階で必要なこと
受注とはつまりお客さんから注文をとってくることです。
会社の事業は受注がなければはじまりません。経営目標として受注××円以上ということを目標にしている会社や営業担当者の業績も受注により評価される会社も結構あるのではないでしょうか?
ただ、受注をとってきただけでは安心できません。受注はモノを売って現金を回収するとっかかりにしかすぎないのですから。
そして受注段階で債権トリタテについて留意すべき点は主に次のようなことだとおもいます。
Ø 受注内容・条件を文書化すること・・・・・当たり前ですが注文を受けるときにしっかりと代金回収の約束(回収期日、振込先等)をし、これを文書化(あるいはシステムへの入力)をすることが重要です。受注金額によって営業担当者の業績評価を行う会社では、ともかく受注を急ぎ、代金回収を『あとからでもいいよ』といったようにあいまいにしがちです。
Ø 与信限度管理を行うこと・・・・例えばこの相手には100万円以上は『掛け(=ツケ)』にしないというように与信限度枠を設けておくことで、万が一その取引先がつぶれたとしても、100万円以内の損失ですむというわけです。
この2点だけでも完全に実行できればかなり違いますので是非取り入れてみてください。
(つづく・・・
投稿者 a005547 : 2005年08月10日 01:23
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