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2005年07月30日
『経理』と『財務』
どうも。お久しぶりです。
ちょっと、出張&風邪をひいてしまって、Blog更新滞ってしまいました。
事務所の開設準備もバタバタと進んでいます。
私自身は、監査法人を辞めるのが、9月となっていますので、まだ期間がありますが、一緒に事務所を借りる人が7月末に辞めることとなっているので、急ピッチで整備中です。
今日は、『経理』と『財務』の話について。
意外とこの2つの言葉、混同されている方が多いのではと思いますが、それを混同してしまいますと、社内的な混乱を招き兼ねないことになります。
まず、『経理』とは何をするところか?
それは、会社の実態を鏡のごとく映し出すことです。
ここには、何の主観的判断も含めるべきではありません。
一定のルールに従った会計基準を適用して、実態をひたすら表すのです。
この経理の能力として求められるのは、「客観性」「正確性」と「スピード」でしょう。
例えば、『月次決算』。
これを客観的に、正確にスピーディーに行い、経営陣が判断できる環境を作ること。
これが経理の評価であり、会社経営の基盤となるものであると考えられます。
次に『財務』とは?
こちらは、まずに2つに分けましょう。
『守りの財務』と『攻めの財務』です。
『守りの財務』とは、いわゆる資金管理(資金繰り)です。
これをミスると会社は潰れます。
次は、『攻めの財務』
これは、戦略的財務とも呼べるでしょうが、例えばM&Aを行う場合、それが投資資本効果としてどれだけ意義があるのか算定する、といった、CEOの戦略を、計数的に構築するといったことが重要な役割になります。
例えば、ROEという指標。
これは、『攻めの財務』の言葉です。
このように『経理』『財務』、財務の中でも『守りの財務』と『攻めの財務』で役割が違います。
時々、経理の方が、攻めの財務までやっている会社を見ますが、これをやると、私の最大の懸念は、経理の本来の仕事、会社の実態を客観的に正確にスピーディーにあらわすといったことが、戦略財務の目標値と重なり、それが出来なくなくなってしまう。主観的な数値を作ってしまう可能性があります。
『経理が揺れては、会社は駄目になる』
そう言われる経営者がいますが、まさにその通りで、ゆがんだ鏡で自分を写していては、経営者が経営できません。
経理の方は、コストセンターといった意識をもち、戦略的財務が価値を高めるような認識を持たれる方がいますが、経理は、会社経営の基盤となるものであり、その価値は非常に重要なものです。
投稿者 kuni01 : 2005年07月30日 09:37
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