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2005年07月02日
ハイテクベンチャーの株価は、なぜ高い?
今日は、久しぶりに福岡に本格的な雨が降りました。
福岡は、大きな川がないため、少し雨が降らないと、すぐに節水制限になります。
今年は、梅雨というのに、全く雨が降らなかったため、節水制限は、止む無しかなと思っていたところなので、うれしいです。(^_^.)
今日は休日ということで、この間のEVAについて、また解説をしてみたいと思います。
といっても、ただ難しいことを解説してもつまらないので、以下のテーマです。
これは、先日ご紹介した書籍に出ていますが、私自身、いろいろ、業務をやった中で、こういったベンチャー系の話が、自分自身に一番あっているのかな、というのが、半年間Blogでブレーンストーミングしてきての実感です。(*^_^*)
『ハイテクベンチャーの株価は、なぜ高い?』
この問題を、EVAでは、「現在の価値」と「将来の価値」で説明しています。
企業価値=現在の事業価値(COV)+将来の成長価値(FGV)
COVは、単純に現在のEVAが永遠に継続したときの現在価値
FGVは、将来におけるEVAの期待改善幅の現在価値
FGVは、将来におけるEVAの期待改善幅の現在価値
ココで、勘の良い方は既にお判りかと思いますが、既存の重厚長大型のオールドーエコノミー企業は、COVが株価形成過程に占める割合が高く、知的資本を主とするニューエコノミーについては、FGVの割合が非常に高いということです。
これを株価で見てみると、オールドエコノミーカンパニーの大御所 新日鉄では、株価収益率 7.96倍となっています。
一方、ニューエコノミーカンパニーの代表 ライブドアは、株価収益率 116.43倍と、既存の利益ベースの説明、つまりCOVベースでの説明が不可能なレベルとなっています。
ということは、ライブドアの株価は、EVA的に説明すると「FGVの比重が高い」ということになりますね。
では、このFGVの要素、それは一体何なんでしょうか?
書籍では、FGVは、次の3つの要素で占められていると言われています。
「1.既に市場で販売されている製品の期待成長
2.リリースされたばかりの製品の期待成長
3.まだ企業が認識さえしていない製品のベネフィット
バリューインベスターが近い将来に製品化されるであろうと考えるアイデア。」
2.リリースされたばかりの製品の期待成長
3.まだ企業が認識さえしていない製品のベネフィット
バリューインベスターが近い将来に製品化されるであろうと考えるアイデア。」
おそらく、上記の要素の上でも、1、2については、それほどの要素を占めているとは思われないでしょう。
ということは”3”ですね。
その3を見極めるのがいわゆる”目利き”の世界ですね。(^_-)-☆
また、FGVの構成要素に対し、FGVが高くなる要素として以下の4つをあげています。
「1.EVAマージン
2.高い成長率
3.低い市場シェア
4.差別的能力」
2.高い成長率
3.低い市場シェア
4.差別的能力」
EVAマージンというのは、一般的なEVA抜きの世界で言えば、”粗利”ですね。
一般的に、ニューエコノミーカンパニーの粗利自体は、高いこと多いです。
ソフト産業なんて、EVA的に見れば、原価はCD−ROMぐらいですしね。
次は、高い成長率。
さらに「低い市場シェア」。要するに、シェアが低くても、成長性が高ければ、ボストンコンサルティングのPPMでいうところの「問題児」。
この「問題児」を、まだ「花形」に持っていく余地ありということですね。
この「問題児」を、まだ「花形」に持っていく余地ありということですね。
そして、その「花形」に持っていくのが、「4.差別的能力」ですね。
といった話です。
更に話は、リアルオプションへと続きます。
最近、このファイナンスの本で、面白い本が出ていましたので買ってみました。
CD−ROMもついていて、VBAも組み込まれており、よく遊べます。
(私の場合、付録に引かれて買ってしまい、本文あんまり読んでいませんが、(-_-;))
(私の場合、付録に引かれて買ってしまい、本文あんまり読んでいませんが、(-_-;))

ファイナンシャル・モデリング
投稿者 kuni01 : 2005年07月02日 23:55
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