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2005年07月24日

黒字から赤字に転換する瞬間の話(4)

 

(前回の続きから・・・)

費用の削減ではなく、売上げをどの程度伸ばせば会社その会社は黒字化するのかということをテーマにエントリーしてきました。利益は『売上高−費用』として計算されますが、このうち『費用』は売上高と連動して発生する変動費、及び売上げとは無関係に一定の金額だけ発生する固定費という2つに分けて考えることができます。これらを使って損益分岐点分析(黒字から赤字に転換する瞬間の売上高がいくらかを計算するもの)の手法について記載してきました。

 

今回、損益分岐点分析にはどのような効用があるかについて整理し、結びとしたいと思います。

 

Ø         黒字化するのはいつかなのか??

損益分岐点分析は、どれだけ売上高を伸ばせば会社が黒字化するかということを考える分析の方法であり、ある意味ドラマチック(!?)な手法ですね。

 

事業が傾きかけた会社に明確な目標を与え、営業担当者に合理的な数値に基づくモチベーションを与えることができます。

 

Ø         不景気に強いか弱いか??

 

損益分岐点分析を実施すべきなのはなにも赤字の会社だけではありません。今は黒字の会社であったとしても、この方法を使って、どこまで売上高が下がったときに赤字になってしまうか計算しておくことも重要だと考えます。赤字化してしまう売上高が(損益分岐点売上高)が低ければ低いほど不況につよいといえるでしょう。

 

 

Ø         来期の目標利益を達成するためにはどの程度の売上高が必要か??

また、損益分岐点分析では、方程式により、利益が0円の場合の売上高はいくらか?ということを計算します。これを応用すれば、利益が100万円の場合、500万円の場合など、目標利益を達成するため売上高はいくらい必要か?ということまで簡単に計算することができます。したがって、これは短期利益計画の策定に際し、大変有用だと言われています。

 

以上、今回は利益が赤字から黒字になる瞬間の売上高をどのようにして計算するか?ということを記載してきました。多少マニアックだったかもしれませんが、これは簡単でしかも事業の目標を考えるうえで非常に有効な方法ですので一度会社でお試しください。

 

今日は花火をみました。どうしてあんな風にきれいに打ちあがるのか不思議です・・・・

 

投稿者 a005547 : 2005年07月24日 00:49

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