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2005年07月22日
黒字から赤字に転換する瞬間の話(3)
(前回の続きから)
前回まで、赤字から黒字に変わる瞬間の売上高はいくらか?ということについて考えてきました。それを出すためには、売上高と連動して発生する変動費、及び売上げとは無関係に一定の金額だけ発生する固定費という2種類に分けて考える必要がありました。
今回はその続きからです。
Ø 変動費と固定費の分解はムズカシイ
前回書きましたように、赤字を黒字化する瞬間の売上高を考える場合、変動費と固定費という概念が必要になります。
ところが、変動費と固定費をきっちり分けるのは、実は非常に難しいといえます。
例えば、電話代は基本料金部分と使用量部分とがあって、基本料金分は売上高とは全く関係なく一定ですが、使用量部分については、電話でどんどんアポイントをとって営業をしていった結果として売上高が伸びたというような場合、売上高とある程度比例的に変動するかもしれません。
また、人件費も基本給部分は売上高と関係ない会社が多いと思いますが、残業代については売上高と変動的な場合ことが多いでしょう。
このように一つの費用項目の中にも変動費的側面と固定費的側面とが含まれていることがあります。それをひとつひとつ分解していたのでは、非常に面倒で実用的ではありません。
Ø どうやれば簡単にできるか??
ここでは、割り切りが重要です。
費用項目ごとに、『これは売上高と比例的かな、これは売上高とは関係なく一定だな』というように、決めてしまえばよいと思います。
費用項目は多いところでも20項目くらいでしょうから、これならその20個について変動費と固定費に分ければよいだけです。
ただし、社長に報告するときに、どの費目を変動費あるいは固定費に分類したかということについて、きちんと示しておく必要があると思います。計算の前提について、社長に納得しておいてもらえば、誤差が生じたときでも文句を言われにくくなると考えられるからです。
(ちなみに、変動費と固定費とに分解することについては、いろいろな学者さんがいろいろな方法を考え出しています。興味にある方は詳しく書いたページがありましたのでご覧ください。http://dccp.at.infoseek.co.jp/bunki-2.html)
(つづく・・・)
今部屋の温度は29度です。あつい・・・・
投稿者 a005547 : 2005年07月22日 01:22
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