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2005年06月05日

内部統制


最近内部統制という言葉をよくミミにするようになってきました。


 


内部統制というと大変とっつきにくい言葉のように思いますが、「経営者が組織を運営するにあたって、業務を効率化し、心配(リスク)を回避するための仕組み」というくらいに考えておけば足りるのかなと思います。


 


たとえば、新規出店のための資料を担当者が作って経営者が承認する仕組みや、仕入れてきた商品が売れ残らないようにするため在庫量を一定に保つためのコンピュータシステム、売り上げ代金を盗まれないための金庫の設置などはすべて内部統制です。


 


その内部統制の構築が平成18年4月に施行が見込まれる会社法案において義務化される見通しとなっています。

内部統制は経営者が自主的に構築するものなのに、それを義務化するというのもおかしな話ですが、経営者は株主さんから経営を委託されているのであり、株主さんに迷惑をかけないように、忠実に経営を遂行していくには、内部統制をきちんと作っておくことが不可欠ということなのでしょうか?

内部統制義務化の話は以前から議論されていましたが、急激に進んだのは、サーベインズオックスレイ法404条でSEC(米国:証券取引委員会)登録会社に経営者による内部統制の評価及び財務諸表を監査した登録会計事務所による証明書の交付が義務化されたことも一つの要因だと思います。

義務化先進国であるアメリカの内部統制報告の実施状況はどのようなものでしょうか?

最近公表されたSECの声明書では、経営トップ層に内部統制についての認識を高めるという効果があったものの、内部統制報告には企業に多額の費用負担が発生したと述べています。やっぱり・・・

SECとしては費用負担を軽減するため、内部統制の監査と財務諸表の監査との統合や小規模公開会社に対する簡易化された枠組みの設定等を検討しているようです。

日本でどこまでのレベルが求められるかはわかりませんが、「実利」のある形に落ち着いて欲しいものです。

投稿者 a005547 : 2005年06月05日 14:49

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