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2005年06月20日
限界利益
土曜日の日経新聞にマクドナルドの減益の話が出ていました。
私も学生時代、よくお世話になっていた「100円マック」戦略が、あまり効を奏していないという内容です。
100円マックといえば、一つ当たりの単価を下げることで、販売量を増やして利益を得る戦略ですね。
記事の中で、「売上総利益率の悪化」というコメントがありますが、そのコメントの続きとして、「人件費の増」と上げられています。
「100円マック」戦略をとれば、「売上総利益率」は悪化しますね。
この点、マクドナルドはセット販売を始めから想定していたようですが、「みんなハンバーガーだけで、済ましてしまう。」
(まあ、もともと、100円バーガー目的で来店する客は、ドリンクも自動販売機で買った方が安いことも知っていますからね。ちなみに、売上構成比でみると、ハンバーガー37%、ドリンク26% H16.12期)
ただ、営業利益は、売上総利益率自体とは、直接の相関関係はありません。
営業利益の段階からは、ちょっと管理会計的な見方になってきます。
(製造業は別ですよ。)
つまり、マクドナルドのような業種では、売上総利益率は、管理会計でいうところの「限界利益」に近いと考えられます。
(有価証券報告書をみたところ、ほぼ9割がハンバーガーの収入みたいですしね。)
となると、固定費はというと、ほぼ「販売管理費」にあたるのかな。
そこで、ようやく「人件費の増加」といったコメントと、「100円マック」戦略との関係が見えてくるのです。
管理会計的にコメントをしなおすと、
「100円マック」戦略をとったことによる限界利益の低下で、先行投資した固定費の増加分の回収ができなかった。
「100円マック」戦略をとったことによる限界利益の低下で、先行投資した固定費の増加分の回収ができなかった。
対外プレスは、「財務会計」の視点、社内の数値は、「管理会計」の視点ですね。
投稿者 kuni01 : 2005年06月20日 05:58
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