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2005年06月24日
株式公開のココロエ
日経新聞によるとIT企業を中心に、株式上場が好調のようですね。ネット株の新規上場社数は今年1―6月の新規上場社数は前年同期より6社多い75社と、ネット株バブル時の2000年同期(71社)を上回ることが確実となったようです。
しかし、なぜ企業は株式を上場しようとするのでしょうか?
株式上場とは要するに会社を株式という商品に替えて市場にだすことではないかと思います。それによって、広く一般投資家からの資金を市場を通じて調達できるというのが、なんといっても、もっとも基本的な株式上場のメリットです。
その一方で、会社を商品として売り出すわけですから、商品の内容を公開しなければなりません。会社情報のディスクロージャー義務です。
財務諸表を作成し、監査法人からの会計監査を受けることだけではなく、様々な企業内容の開示制度が用意されており(http://www.jasdaq.co.jp/data/01_0603_170401.pdf)、タイムリーに情報をまとめ発表するために時間的・経済的コストが毎期発生します。
そのディスクロージャー制度がさらに厳格化される見通しとなっています。
四半期開示の義務化です。
(http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20050331AT1F3101Q31032005.html)
米国では四半期開示が当然であって、むしろ日本の中間決算という概念の方が珍しいくらいです。
ディスクロージャー制度の国際化という趣旨は確かに理解できます。しかし、上場企業のなかには、上場以降株式市場を用いた資金調達を行っていない会社も多くあるのではないでしょうか?
もっとも基本的なメリットである株式市場での資金調達を行わずに、ディスクロージャー制度にシバラレルというのは本末転倒な気がします。
現に、サントリーやロッテ、出光興産、大塚製薬、竹中工務店など有名企業も上場していません。
これだけディスクロージャーが厳しくなると、今後は上場を見合わせる会社や上場を自主的に取りやめる会社も増えてくるのではないでしょうか?
投稿者 a005547 : 2005年06月24日 14:14
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