2005年03月22日
『すぐには変われない!』 (内部統制)
福岡は、今日も余震が続いていました。
クライアントにある時計は、16時ぐらいの地震で止ってしまいました。
それはそれとして、最近は、内部統制にかかわる業務が多くなってきています。
たとえば、内部統制の指導コンサルティングを行うとき、まず、現状を調査する(デューデリ)をしますが、大概の会社では、この段階で山ほど問題点が抽出されます。
それを見た会社の方は
「先生、こんなに問題点を挙げられても、対応できないですよ。(T_T)」
と嘆かれます。
それもそのはず、私たち会計士が照らす規範が、いわゆる『ベストプラクティス』に相当するものだからです。

COSOフレームワークによる内部統制の構築
内部統制の構築には、段階があります。
この事象をカーネギーメロン大学等が開発したソフトウェア能力成熟度モデル(CMM)に照らして説明すると以下のような段階をとると思われます。
第1段階 初期 業務が個人に依存で「その場限り」
第2段階 反復可能 個人には依存しているがやり方が統一されている
(要するに担当者メモレベル)
第3段階 統合化 組織として規程、マニュアルとして文書化されている
第4段階 管理化 その文書化通り行われている事を監査する体制あり
第5段階 最適化 監査された結果を受け自律的カイゼンプロセスを実行
(いわゆる『ベストプラクティス』(^_^)v)
ここで、ポイントは、段階1や2から、一気に5までは行けないということです。
そのため内部統制の構築には時間がかかるのです。
また、そのためにも、まずは企業としてのリスク評価、優先順位付けを行い、構築していくことが重要です。
これは、担当者レベルの話ではないですがね。(~_~;)
投稿者 kuni01 : 2005年03月22日 22:46
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