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2005年01月30日
内部統制について
『内部統制』ってご存知でしょうか?
株式公開のためには、企業の成長性とともに重要視される
項目です。
監査基準委員会報告第20号によると
「内部統制は、
1.事業経営の有効性と効率性を高め
2.企業の財務報告の信頼性を確保し
3.事業経営に係る法規の遵守を促すことを目的として
企業内部に設けられ、企業を構成する者のすべてによって運用される仕組み」となっています。
要は、「経営者が、企業全体の行動内容を把握することができる仕組み」
です。
公開の時には、この内部統制について、非常に重点を置いて審査が行われます。
また、最近では、一連の会計不祥事、また、アメリカのサーベンス・オクスレー法(404条)の影響などで、東証でも、上場会社に内部統制の監査の義務付けを検討しています。
公開の際には非常に重点が置かれるこの内部統制ですが、
その後は、企業内の慣習として残っていく形で、マニュアルとして残している会社は少ないのではないでしょうか?
そうなると人間は易きに流れるもの、公開時には、100の手順が行われていたことも、時が経つにつれて、90、80と減っていき、そのうち、何故、このようなことが、必要なのかといった、意義すら忘れ去られている会社もあるのではないでしょうか?
確かに、この内部統制にかかるコストは、会社にとっては、転ばぬ先の杖に対する支出であり、転ばなければ、全く必要のないものかもしれません。
漫然と処理を行っている現場、それをどういった視点でコントロールすべきか分からないまま、ただ引き継いだ(おそらく100%は引き継がれることはない。)処理を繰り返し行う管理部署、そこからの情報を見ながら、意思決定を行う経営者、また、企業風土は、それが、厳格に行われる組織と対比してどうでしょうか?
ただ、内部統制の意義から「効率性」の観点を忘れた、内部管理体制の構築は、息苦しい組織になるのでしょうが。バランスですね。
投稿者 kuni01 : 2005年01月30日 22:43


